アルミアングルとリベッターでMOD PCを作ってみた。

MOD PC・改造系

【ルックス重視】ホームセンターで買った「アルミアングル」と「リベッター」で作ったMOD PCを紹介します。

今回は以前作った「自作パソコン(MOD PC)」をご紹介します。これからMOD PCを作ろうとしている方へ何かしらの参考になれば幸いです。

主なスペック・使用パーツ

主な構成は「CPU:Ryzen7 1700」「マザボ:ASRock X370 Gaming K4」「グラボ:GTX1070Ti」です。

そして、「MOD PC」として今回はケースを自作してみました。

主に使用した工具は「のこぎり」「ドリル」「リベッター」だけです。

ゴリゴリな外観をしていて、さぞかしいろいろな加工過程があったでは?という印象を受けるかもしれませんが、意外にも簡単で、また、使用した工具も主に「のこぎり(疲れるので電動w)」と「ドリル」「リベッター」の3つだけです。

上)ハンドリベッターはAmazonなどで1,000~3,000円で購入できます。ホームセンターでも同様の価格帯で販売されています。

上)電動ジグソー(のこぎり)です。通常の手動のこぎりでもOKですが、とてもつかれるので電動を購入しました。こちらも3,000円~で入手可能です。

あとは写真にはないですが、リベットの下穴を空ける為に使うドリルも必要です。電動ドリルドライバーか電動インパクトドライバーを使用します。

使用素材

主にMOD PCはケースをカスタムするというものなので、今回、ケースに使用した素材をご紹介します。

主に使用したのは「アルミアングル(19mm×19mm)」です。コレをカットしてジャングルジムのように組み上げていく感じです。あとはマザーボードやグラフィックボードを取り付け・固定するためのネジ類です。通常のケースではインチネジを使用しますが、マザーボードやグラボなどの「穴」大きさでは「4mm」が使用できます。ホームセンターではインチネジよりミリネジが多くラインナップされており、中でもスペーサーや写真にもある真中高ナットなどはミリ規格のモノのほうが安価で選べる種類が多いです。なので、今回はミリネジで揃えました。

MOD PCケース製作工程

それではここからは、MODケースを作っていく工程です。

先の紹介したものを駆使して、オープンタイプのアルミフレームケースを自作していきます。

アルミアングルをカットして、リベットで組み上げていく。

今回はATXマザーや電源を使用しますのでそういった各種コンポーネンとが搭載できるようにサイズを考えたり、バランスを考えたりしながら設計し、カットして組み上げていきます。

しっかりとミリミリできっちりカットしていけば、このように完全に水平状態を作り上げることも可能です。

マザーボードを固定するスペーサーも取り付けました。

最後にグラボを取り付けるためのコの字のアングルをくっつけて、、、

これでアルミ製自作オープンフレームケースの完成です。

改めてアルミアングル製自作オープンフレームMODケースを紹介

それでは完成したMODケースを改めて全体像の方をご紹介致します。

全体はこんな感じ。正面にマザーボードとグラボが配置されていて、その裏にATX電源と4台の3.5インチHDDベイがあります。

マシンを組み込むとこんな外観です。

各種パーツを組み込んだ完成形がこちらです。サイズはほぼATXサイズのマザーボードと同じです。なので結構コンパクトに仕上がっています。

フットプリントも25×30センチ程度なので非常に省スペース。A4ノートくらいの接地面積しか占有しないので、デスクの上に設置して使用する前提の設計ですが、全く邪魔になりません。※威圧感・存在感は結構なものですが。

正面から見ると、CPU・GPUファンとWi-Fi・Bluetoothアンテナが印象的です。

そして、机の上に実際に設置してみても、変な形であったり、異常に大きかったりしないので実用性もあります。

最後に

今回は写真メインでご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。MOD PCを作る際の参考になれたでしょうか。

MOD PCというか自作PCケースは市販のケースと比べ拡張性で劣っていたり、ノイズの面で不利であったりと不完全ではあります。しかし、自分なりのオリジナルを全力で表現できるそういった満足感は他には無いです。

そして、今回のようなアルミアングルを使用したフレームケースであれば比較的簡単に作れます。なのでPC  MODには興味はあるけど無理そう、、、と思っていた方は、アルミアングルとリベッターで試作してみるのもおすすめです。一発で完成に至らなくてもいい練習になるので悪くない挑戦だと思います。

良ければこちらも御覧ください。YouTube動画

今回の記事と同じ(か似た)内容の動画も作っております。全4本+αで少し長い動画ではありますが、ご興味が有りましたらぜひ御覧ください。(上動画は4本目の「完成編」になります。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました