冷却ファン搭載「ロジテック USB3.0外付けHDDケース LHR-EJU3F」レビュー

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「ロジテック 外付けハードディスク HDDケース 3.5 USB3.0 ファン付き LHR-EJU3F」のレビュー

冷却ファンを搭載の外付け3.5インチHDDケース「ロジテック LHR-EJU3F」のレビューです。

HDDの速度や冷却ファンについてなど、ご紹介していきます。

「ロジテック 外付けHDDケース LHR-EJU3F」スペック・詳細

Amazonにて購入しました。詳細説明の前に前提・注意点ですがこちらパッケージにもあるとおり、HDDは別売りなので、別途3.5インチのSATA接続HDDを用意する必要があります。「HDDケース」であってHDD本体ではない点ご理解ください。

スペック

[製品型番]LHR-EJU3F
[対応OS]Windows Vista/7/8/8.1/10、MacOS X 10.4以降
[インターフェース]USB3.0
[外形寸法]幅120×奥199×厚35mm
[質量]370g(ケースのみ)
[設置]縦置き・横置き
[コネクタ形状] USB 3.0コネクタ(タイプB)
[冷却ファン]有り(40mm)
[保証期間]1年間
[RoHS指令]対応
[電源]ACPSE取得 12V 1.5Aタイプ(付属)

特徴としてはHDDを冷やすためにファンを搭載している点ですね。あとは一般的なUSB3.0対応の3.5インチHDDケースと同じです。

開封・各部チェック

それでは開封し付属品の紹介や各部説明など行います。

開封・付属品紹介

開封しました。内容物を紹介します。

内容物・付属品は「HDDケース本体」「ACアダプター」「USBケーブル(1m)」「HDD取り付けネジ」「ゴム足シール」「説明書類×2」「ソフトCD(引越しソフト「HD革命/CopyDrive」)」「ロジテックガチャベイステッカー」です。

各部紹介

それでは本体やアダプターの形状など、各部紹介をします。

本体前面です。前面には、LEDのインジケーターがあります。HDDが休止状態で「赤」。HDDが回転状態(ON状態)で「緑」。書き込みや読み込みの際は「緑の点滅」で状態を確認できます。

背面です。左から電源端子、USB端子、モードスイッチになります。モードスイッチはTVとPCが有り、パソコン使用する際は「PC」。TV、BDデッキなどで使用する際は「TV」にセットします。

ACアダプターです。ACアダプターはこのような横に出っ張る形状なので、電源タップに接続する方は確認してみてください。壁に直刺しする場合には良い形状です。

HDDを搭載する。

その前にゴム足シールを貼り付ける。

それではケースにHDDを搭載していきます。が、その前にゴム足のシールが付属していたのでゴム足を取り付けました。別に順番とかでは無いですが、精密機器であるHDDを積み込んだあとにヒックリ返したりする回数を減らしたかったので、HDDをケースに入れ込む前にシール貼りの作業を行いました。

ちなみに、こちら縦横置き両方に対応しているので、ゴム足シールは縦置き用の長細いタイプと、平置き用の正方形のタイプの2種類が付属しています。

HDDを積み込む作業

今回搭載するHDDはシーゲートというメーカーのものですが、どのメーカーのものでも取り付け可能です。※3.5インチHDDに限ります。

それではケースを開いてHDDを搭載していきます。工具はプラスドライバーを使用するので各自ご用意ください。

まずはケースを開くところですが、まず、こちら(上)写真のネジを1つ外します。

ネジを完全に外すとこのように手前側にスライドできるようになりますのでそのまま開きます。

ケースを完全に開くとこんな感じ。

そしたら次、HDD乗せます。

HDDは(上)写真のようにコネクター部分が合うように乗せてください。そしたらHDDをスライドさせてコネクターに差し込んでいきます。

HDDがしっかり接続できたら、付属している固定ネジでHDDを固定します。

あとは逆の手順で戻して完成です。

実際に使ってみました。「転送速度」「その他気づいた点」

では、ここからは実際に使ってみてのパフォーマンスや感想などをお伝えしていきます。

転送速度について。「流石USB3.0対応。高速です。」

速度についてはHDDの限界付近のスピードが出ており高速です。(上)画像はクリスタルディスクマークのベンチ結果ですが、大容量データの読み書き速度は概ね100MB/秒ほど出ていますね。

例えばコレがUSB2.0接続の場合、30MB/秒くらいになるので、流石USB3.0接続対応HDDケースといったところでしょう。

冷却ファンについて「確かに冷える。」「音は聞こえるがうるささは感じない。」

このケースの最大の特徴「冷却ファン」ですが、これは明らかに効果があリました。HDDの温度が45℃を超えると回転し、45℃を下回るまで冷却されるとファンは停止します。

ファンの制御・回り方としては、止まっているか全開回転のどちらかになります。優しく回ったりといったようなファン制御は無いです。

ファンの音についてですが、ファンはHDDが高温になったときに回転します。それはつまりHDDも一生懸命動作しているときなので、ファンの音だけが聞こえてくることは無いです。個人的にはHDDの音と混ざり合って気になる感じはしませんでした。

とはいえファンが回ると小さくですが確実に「う~~~」とモーター音が聞こえるので静音ファンとはいえ無音ではないですね。ただ、「サー」や「ファー」といったような盛大な風切り音・ファンノイズはなかったです。

もし、購入したがファンノイズが気になるという場合は、ファンのコネクターを抜いてしまえばOKです。コネクターを抜けば当然ファンは回らないのでファンの音はしなくなります。

イマイチな点も「ケースがきっちり閉まりにくい。※改善策有り」「ケースが長い。」

個人的に感じたイマイチな点としては、「ケースがきっちり閉まらない」ところです。(上)写真のようにネジの部分から弓のように反ってしまっています。

ただ、一応解決方法もあります。

このスポンジの反発が強すぎてネジの部分に負荷がかかっていることが原因なので、このスポンジを取り外すかカッターなどで切り落とすと改善・解決します。※自己責任でお願いします。

まとめ

蓋がきっちり閉まらない問題はあったものの、HDDの読み書き速度もUSB3.0で高速、冷却用ファンもあって高温になりがちなHDDの負担軽減に効果が期待できます。

外付けHDDの温度が気になる方、ファン付きHDDケースをご検討中の方の参考になれば幸いです。

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