Apple「AirPods」の刻印を消す方法を解説します。簡単かつ完璧キレイに消せました。
アップルAirPodsを購入する際、無料でできる「Appleの刻印サービス」ですが、その刻印の消し方を実際に行いながらご紹介します。
この方法で消すことができる刻印の種類
今から実際に作業していく方法で消すことができる刻印の種類についてご紹介します。
消すことが可能なのは「プラスチック製で灰色系の薄い色で刻印されている文字やマーク」です。
上記の写真のようなタイプです。(文字サイズは基本問わない。)今回は「AirPods with ワイヤレス充電ケース」です。
なお、iPodやiPadなどのアルミニウムボディの場合は今回の方法では消すことができません。
AirPods以外にもApple Pencil、AirTagなどプラスチック系のアップル製品では同様の手段で対応できるかもしれませんので参考になればと思います。
消し方・・・「ピカールケアー」で磨く。それだけ。
刻印を消す仕組みとしては「削り取る」です。刻印はレーザーにより印刷されていて、インクなどではないので、溶かして消すことは現実的ではないでしょう。
なので削り取るわけです。ただし、極力素材は傷つけずに刻印だけをキレイに消せる研磨剤を選ぶ必要があります。
そこで強力な研磨力があり、なおかつ艶出しにも使えるもので、そして入手しやすい研磨剤として「ピカールケアー」が思い浮かんだので試してみたわけです。
そして結果はかなりキレイに消すことができたのでこの記事を作ってみました。
手順1 ピカールケアーで磨く
さて、作業を開始します。
やり方は単純。ピカールケアーを少量取り出し、綿棒などで磨くように擦ります。この際、刻印の部分のみを磨くようにしましょう。艶出しできる研磨剤ですが、磨いていない他の場所と艶が変化することもあり得るので無駄に広範囲を施工するのはやめておきましょう。
ピカールケアーはステンレスも磨ける強力なアルミナ系の研磨剤が入っていますので、刻印はあっという間に消え始めます。なので、しばらく磨いても消えない場合はしつこくせず、ここで諦めてください。
磨き始めて数秒でこの通り。
既に下半分が消えています。そのまま続けます・・・
完全に消えました。消えたことを確認できたら磨きは完了。ここまでの作業時間は1分程度。
手順2 油分・研磨剤を拭き取る。アルコールなどで洗浄・脱脂。
ピカールケアーは油と研磨剤が混ざっているコンパウンドです。説明不要かと思いますが、残ったコンパウンドを拭き取りましょう。油分混じりなので最後にエタノールなどで脱脂すると良いかと。
完了。刻印は完全に消えました。
いかがでしょう。どこに刻印が入っていたのかわかりませんよね。もはや完全と言っていいほどキレイに消すことができました。
更にじっくり確認。
ピカールケアーで磨いても目で見てわかるような磨き傷も入っておらず、あたかも「刻印をなかったことに」できます。
撮影に使用している強い光を反射させると僅かにスレがあり、磨き傷がゼロでは無いことがわかりますが、逆にこのようにしないとわからないほどキレイに消せていることになります。
Before&After ビフォーアフター
消す前。↓
消した後。↓
まとめ 完全に消せました。磨き傷もほぼ残りません。
今回はAirPodsの刻印を消す方法についてご紹介しました。
実際に痕跡が残らないほど完璧に消せますし、その際の磨き傷も極めて僅かです。
今回使用したコンパウンド「ピカールケアー」は入手性がよく、ホームセンターやAmazonなどでも購入できます。また、作業も数分で終わりますので楽々です。
刻印したのはいいけれど今はもう消したいとお考えの方は参考にしてはいかがでしょうか。
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