「初代 iPod nano」を今さら購入。写真多めでレビューします。

オーディオ・ビジュアル

今さら、中古ですが最初期型iPod nanoを買ってみた。写真でじっくりご紹介します。【慈しむ】

更ながら。初代iPod nanoを購入したのでレビューして行きます。
とは言っても、発売されてからかなり経過した商品ですし、中古品でもありますので、レビューというよりレポートとしたほうが良いでしょう。

実際に使用しての感想、音質については今でも使えるのかなど、色々チェックしました。

iPod nano (第 1 世代) A1137

iPod nano (第 1 世代)、モデルA1137です。中古(ジャンク扱い)で購入しました。

容量は4GBでフラッシュストレージです。(HDDではないです。)

iPod nanoシリーズの初代で、ジョブズ氏がジーンズのコインポケットから取り出す演出をしていたほど小型の製品です。

ですがその他iPod(iPod Classic)と同じスクロールホイールを搭載していて操作方法は同じ。そして機能も他iPodと同等。それでいてコンパクトというのがこのモデルでした。

当時はiPodよりもウォークマンの方に視線が向いていたので縁はありませんでした。当時のウォークマンは宇宙船というか宇宙人が持っていそうなデザインでかっこよかったのですよね。(今で言うところ「NOTHING・ナッシング」のようなスケルトン系のデザインでしたね。)

所有していなかったわけですが、iPodClassicの小型版という見た目に惚れておりぜひ使ってみたかったのです。そこでいい感じに安く出ていたので購入したというのでした。

ジャンク品・・・「復元するにはiTunesを使います。」

「復元するにはiTunesを使います。」

さて、購入してまずですが上記のような「復元」の画面が出ていました。ジャンク品なので動作保証付きの中古品のように買って即使えるとはなりません。

画面に従い、iTunesを起動しているWindowsPCに接続しました。

「Do not disconnect.」

「 iTunesはリカバリーモードのiPodを見つけました。 iTunesでご利用になる前に、このiPodを復元する必要があります。」とのこと。
「OK」をクリック。

すると、iPodの画面に変化が。大きくリンゴマークが出現。

しばらく待機。割と長かった。

その後PCの方は「新しいipodへようこそ」という。画面に変わりました。過去にこのコンピューターに接続されたことがない新規のiPodとして認識されたようです。

同期していると・・・「iPod nano (第 1 世代) 交換プログラム」の表示が。

PCで正常に認識したので、音楽を楽しもうと同期していたのですが、ふとしたとき、以下のダイアログが。

「お使いのデバイスはiPod nano (第 1 世代) 交換プログラムの対象製品です。」

このように記載されています。「詳しい情報」をクリックするとAppleの公式案内ページに飛びます。

https://support.apple.com/ja-jp/ipodnano_replacement 参照2023-11-08

ごく稀にiPod nano第一世代のバッテリーが発熱問題を引き起こす可能性がある事が確認されているようで、初期型iPodの一部のモデルはリコール・製品回収が行われているようです。
今回iTunesに接続したことで本体のシリアルナンバーが読み取れ、それが交換プログラムの対象製品であることが確認されたということになります。

実を言うと、交換プログラムの存在は以前から知っていました。というのもリコール手段として、iPod nano第1世代対象製品を当時の最新である第7世代のiPod nanoに無償交換をするという内容の交換プログラムをAppleは実施していたのです。
そのためプログラムを利用しようと市場にある中古iPod nano第一世代は品薄状態となり、加えて中古品の値段も新型iPodに交換できるということを前提にした価格に釣り上がっていたのです。

https://support.apple.com/ja-jp/ipodnano_replacement 参照2023-11-08

しかし、交換内容が変わり、現在はAppleのギフトカード2000円分相当と交換となりました。そして第一世代の中古・ジャンクの価格も落ち着いたというわけですね。

それで個人的なのですが。リコールに出すつもりはありません。ただし使用していて心配になれば交換プログラムを利用する日も来るかもしれません。今のところはこの美しい筐体を眺めながら、たまに使おうと思っています。でも、リコールに出してみたい。どんな感じなのか試したいとも思うので気が向けばリコールにだしてみようか?

使ってみる。音質について。

それは実際に使ってみての感想をお伝えしていきます。

まず音質についてですが。第5世代iPod nanoと比較しても、同等の音質に感じました。Walkmanのような繊細な音再現はできていないようですが、他の新しいiPodに引けを取らないサウンドでした。

あと、モノクロだと思いこんでいましたがカラー液晶でした。再生のシークバーも青色ですね。

操作感もスクロールホイールで違和感なく、操作に対する反応・動作速度もそこまで遅くは無いです。音楽一覧などの読み込みは多少モタツイていましたがね。

筐体をじっくり見る。素材感も確かめてみよう。

本体のデザインや質感を確認します。なお、比較に「iPod nano(第5世代)」他も掲載します。

正面です。基本パーツの配置は同じです。ただし、それ以外は色々と異なっています。画面のアスペクト比が違いますね。初代は?横長の画面。になっていました。また素材も大きく異なります。初代についてはポリカーボネート製と思われる透明のフロントモデルデザインになってます。白い色は透明パネルの内側についています。

背面です。第1世代はステンレススチール製です。第5世代はアルミニウム製になります。

第5世代iPod nanoはカメラ付きなのはユニークですよね。なぜか動画撮影専用で写真は撮影できないのですが。

上面です。ホールドスイッチがあります。

底面です。ドックコネクターです。端子の配置が逆ですね。あと個人的に好印象なのは、第1世代はコネクター周辺の部品がアルミ製な点です。丈夫にできています。
一方の第5世代は樹脂製なので傷が入りやすのでした。

側面を見てみます。ああ、美しい。とちらもね。

素敵。

まとめ 第1世代iPod nano。iPod Classicミニのようなデザインが好印象。

今回は「iPod nano (第 1 世代)」を今さら購入したというお話でした。リコール対象製品なので実用は難しいと思いますが、バッテリーはフル充電せず使用すれば万が一発火してもというか発火しにくくなるはずなので労って時々使用したいと思います。気が向けばリコールも試してみます。リコールに出したときには改めて記事にできればと。

 

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