劣化してベタついているマウスのベタベタを除去してツルツル快適にする。
劣化してベタついているマウスのベタベタを除去してきれいにする方法をご紹介していきます。非常に簡単です。
今回は実際にベタついてとんでもないことになっているマウスが手元にあるので、実際に試しながらお見せしていきます。
【現状】つや消し、ラバー・・・などのマットな仕上げのマウスは劣化してベタつく。テッカテカのプラスチックはベタつきにくい。
元々はマット仕上げでサラッとした質感だったり、ラバーのような質感のマウスは劣化してベタベタになる場合があります。
今回ベタついてるマウスも例に漏れず元々はマット仕上げのはずでした。それが今はご覧の通りベタベタしているのを通り越してネバネバと、糸を引く勢いでベタついている状態です。
使うもの。エタノール(アルコール)等でベタベタは落とせます。
ベタベタを取り除くにはエタノール(アルコール)を使用します。
エタノールなど油をよく溶かすものを使うとこのベタベタを比較的簡単に除去することができます。
ちなみにエタノール・アルコールは、無水エタノールでも良いですし消毒用エタノールでも構いません、 IPAやプラスチックに対応したパーツクリーナーなどでも代用できます。(消毒用エタノールがアルコール濃度的にもちょうど良いかと。)
あとはそれらを染み込ませて拭き上げるのにつかうウエスやペーパーを使用します。
【実践】やり方紹介
エタノールをキッチンペーパーなどに染み込ませてゆっくりと拭き上げます。なおこの際破れやすいトイレットペーパーやティッシュペーパーなどでは破けてしまい作業性が悪い場合があります。ペーパータオルやキッチンペーパー、古い洋服の切れ端、ウエスなどが適しているかと。
エタノールをつけて拭くと(上)写真のようにベタベタが溶けていきます。
更に拭いてゆく・・・
・・・あともう少しできれいになりそうだぁ。
ベタベタを綺麗にできました。(右の拭くのに使用した紙が見えますね。今回はひどかったので結構使用しました。※と言っても全く大した量ではないですけれどね。)
ビフォー・アフター BeforeAfter
綺麗にできたので、同変化したのか比較します。
ビフォー Before
(上)ベタベタ状態
アフター After
(上)エタノール拭きした後。
いかがでしょうか。
ベタベタを除去することができました。実際に手で触ってもベタベタを感じることは一切ありませんでした。目的達成です。
ただし、今回の場合ベタベタがひどかったというのもありますが、べたつきがなくなったところで表面の質感は完全に失われてしまいました。また、見た目上(触った感じはよくわからないけれど)、若干ムラのある状態になっており、新品に戻るわけではないですね。
まとめと注意。ベタベタは取れても、決して新品に戻るわけではない。
先ほど申し上げた通り元々はマット仕上げのマウスでした。ですがご覧の通りツルツルとしてしまっています。なのでベタベタを除去しても、新品のように蘇るというわけではありません。
(ベタベタの成分は元々の素材が劣化してできたモノ。また、エタノールにてそれを除去するのですから、新品状態に戻るというのはありえない。)
しかしながらベタベタの度合いによってはべたつきのみを除去してその後ラバーやマット仕上げなどが健在で半分蘇ったような仕上がりになる場合もあります。(それでも表面素材が若干薄くなる。)
何れにしてもベタついているとまともに使用できないので試しにエタノールで拭いて綺麗にしてみるのも良いでしょう。
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