ASMR・寝ながらイヤホンに最適!「パナソニック ステレオインサイドホン RP-HJF3」レビュー

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枕に干渉しない!寝ホンに最適「Panasonic インサイドホン RP-HJF3」購入レビュー

ゴロンと横になって使っても耳が痛くなりにくいイヤホンを探していました。

そして見つけたのが今回レビューするイヤホンです。ドライバー部分が小型で耳からはみ出ず、コレなら横になりながらでも使えそうということで購入しました。

しばらく使用したので、音質や使用感、そして横になって使っても耳が痛くならないのか?についてもお伝えしていきます。

「Panasonic インサイドホン RP-HJF3」

購入。色はスイーツジュエル ブルーを選択。(RP-HJF3-A)

「耳にぴったり、高音質。小耳スタイル。ステレオインサイドホン。」とのこと。

裏面の記載です。「高性能の新開発小型ドライバーユニットを採用した音質設計」「トラガスホールド」とのことです。

主なスペック

密閉型ダイナミックステレオインサイドフォン
ドライバーユニット直径:7.8mm
インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域: 20~20,000Hz
接続:L型 3.5mmステレオミニプラグ 24K金メッキ 3極

超小型カナル型イヤホンとなっています。マイクやリモコン機能はありません。

開封て内容物を確認します。

内容は「イヤホン本体、イヤーピース、保証書、説明書」以上。

なお、イヤーピースは初期状態でXSサイズが装着済みで、交換用としてSサイズとMサイズが付属していました。Lサイズはが無いのに驚きましたが、耳の穴の小さな女性を想定してのことでしょう。

詳細確認・本体チェック

本体を各部を確認します。まずはドライバー部分です。材質はプラスチックです。外側面には飾りのように、すりガラス調の装飾がありまして、これが案外キレイ。
テカテカ仕上げではないのでプラスチック感が薄れていい感じです。

音が出るポート部分は楕円形。樹脂の白いネットが張られています。イヤーピースは丸ですね。

イヤーピースは一般的な形状で内径は5ミリ程度。交換も可能です。

イヤホンの厚みは最も薄い部分で約9.5ミリ。イヤーピースを取り付けてイヤピの先端までで測ると約16ミリです。

ドライバー部分の直径は約12ミリ。内部のドライバーユニットは7.8ミリとのことでしたね。10ミリくらいのドライバーを載せることもできそうです。

コードは非常に柔らかいです。Y型コード。プラグは24Kの金メッキ仕様。

音質

音質についてです。音の特徴は「ドンシャリ系」でした。低音が目立ち高音はシャカシャカとしている感じ。開放感が無く、耳の穴の中で音が鳴っている印象。安めのカナル型イヤホンでよくある音質です。雑に音質の評価をすれば「下の上」という感じでしょうか。

少し辛口な評価ですが、価格を考慮すれば悪くないですし、耳の中に収まっていることも考慮すれば十分ありです。むしろ気に入っています。

以前試したことのある寝ホン(右の黒いシリコン製のやつ)はASMRに最適などと謳われているものですが、音質が極めて悪く二度と使う気にはなれない品物でした。しかも装着感も良くなかったですし。

なので今回のはそれとは比べ物にならないほど音質は良いと言えます。

なお、上記の音質に関する記述は声入り音楽や映像コンテンツを試聴しての個人的評価です。

装着感「横向きに寝ても枕に干渉しない。腕枕もOKです。最高!」

音の解像感はそれほど高くないですが、寝転んでも枕に干渉しないのは本当に素晴らしいです。耳から一切はみ出さないので、基本、干渉は全く無いです。

装着感は耳のくぼみの奥の方に小さく収まる感じです。耳の穴だけではなくて、穴とその周りでイヤホンを保持するタイプ。耳の出っ張りにフィットする「トラガスホールド」設計とのこと。実際に軽快な装着感で変な圧は無いのに外れにくく好印象でした。

腕枕など比較的硬い物を枕にして(横を向いた状態、耳の下に腕が来る感じ)も問題なし。干渉しないので痛くなったりはしなかったです。

私は横向きになってアニメを見たりするのですが、1本24分程度の映像作品を横になって1、2本見る程度では不快感は全くなし。更に続けてみていると先に肩などが疲れて来る感じです。素晴らしいよ、このイヤホン。

ただし、密閉型ですから、軽いドライバーとはいえ耳の穴に何か入っている感じは常にあります。それにより時折痒みが出たり、違和感を感じてつい外したくなることはありますね。と言っても、それは枕との干渉が原因では無いので、耳に何か装着している以上仕方のないことですけれど。

イヤーピースを交換してみる。「ソニー ハイブリッドイヤーピース」

イヤーピースは一般的な形状なので交換できます。実際にソニーのハイブリッドイヤーピースを取り付けてみましたが問題なしです。

まとめ 寝ながらイヤホンとしておすすめできる一品

これまでは寝ホンとしてAppleのイヤーポッズ(写真中央)を使用していたのですが、明らかに枕に干渉するので長時間は厳しかった。なのでもっと快適なのを探して「寝イヤホン」で検索すると出てくるシリコンタイプのモデル(写真右)も試したのですが、今度はあまりにも音質が悪すぎて使う気が起きず・・・そして今回のパナソニック インサイドホン(写真左)に出会ったわけです。

EarPodsのような開放感は無く、密閉的で安いカナル型の音ですが、写真右の音質最悪の寝ホンと比べると圧倒的に高音質。また使おうと思える最低限の音質はあります。

とにかく枕に一切干渉せず、横になりながら好きな音声・映像コンテンツを楽しめる。そんなイヤホンとしては十分選択肢になる一品でした。

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