低価格!超コンパクトなのに自然な配列が良い!「サンワサプライ コンパクトUSBキーボード SKB-KG3」
サンワサプライのコンパクトなUSBキーボード「サンワサプライ コンパクトUSBキーボード メンブレン テンキー無し ホワイト SKB-KG3WN」を購入したのでレビューします。
「サンワサプライ コンパクトUSBキーボードホワイト SKB-KG3WN」
アマゾンにて購入しました。価格は変動しますが、私の購入時では1225円となっていました。※少し値下がりしていた時期でした。いつもは1600円くらいかな。
ヨドバシカメラなどの家電量販店でも購入可能。
開封
まずは開封。スペックなど細かい話は後で写真とともにお伝えします。
内容物は「USBキーボード本体」「USB to PS/2変換コネクター」「取扱説明書」です。
非常にシンプルです。
ちなみに箱が保証書になっており、保証期間は6ヶ月の商品です。
スペック・詳細
スペックです。
型番:SKB-KG3WN(ホワイト)、SKB-KG3BKN(ブラック)
タイプ:テンキーレス、86キー、日本語
キースイッチ:メンブレン式
キーピッチ:19mm
キーストローク:3.8±0.3mm
押下圧: 55±10g
接続方式:USB(Aタイプコネクタ)、PS/2コンボ
サイズ:W306.4×D129.1×H27.4mm
その他:チルトスタンド1段階、ケーブル1.5m
対応OS・機器: Windows10、8.1、8(64bit/32bit)、7(64bit/32bit)、Vista・XP・2000、PS4、Nintendo Switch、Mac(Macは公式では明記されていません。macOS High Sierraで私個人が検証)
主なスペックは以上です。
コンパクトでUSB接続、ノートパソコンのような薄いキーボードではない、深さのあるキータッチのキーボードです。
HHKB(Lite)シリーズに近いサイズ感。でも普通のテンキーレスのよう。
幅は約30cmで、見た感じはHHKBや60%コンパクトキーボードのような印象を受けますが、89キーあるので、ほとんどテンキーレスと同じキー数を確保しています。
キー配列に関して、変則的な配列が少ないのも特徴です。
変則的なのはキーボードの右側部分です。
矢印キーを押し込んだ関係上「右のシフトキーが短い」「右のコントロールキー(Ctrl)が無い」「PgUp、PgDn、Home、End、Ins、ScrLkキーはFnと同時押しとなる」
以上3つが主な違いとなります。あとはF1~F12のファンクションキーが小さいのもあります。
かなりコンパクトに仕上がっているにも関わらず、矢印キーが普通にありますし、プリントスクリーン(PrtScn)もそのままあります。デリートもそのままあって、超コンパクトキーボードのようなスタイルですが、普通のテンキーレスと同じ感覚に近い使用も可能かと思います。
あとは、よく見るとわかりますがテンキーの機能が組み込まれています。
実際に使ってみる。
ここからは実際に使用してのレビューとなります。
ちなみに今回お見せしている写真はMacで使用しているところですが、Windows機(当方はWin10にて使用)でももちろん使用可能です。
キーピッチ、ストロークはゆったり。傾斜は少なめ。
キーストローク(キーの深さ)は3.8ミリということでメンブレン式では標準的です。ノートパソコンの薄いキーボードが苦手、指がしびれてしまう方などには良さそうです。キーピッチも19ミリなので窮屈を一切感じませんでした。
ただ、キーの段差が少なく、チルトスタンドの角度もあまりつかないので、なんだか薄さを感じます。手前のキーはなんにも感じませんでしたが奥のキー・上段のキーはやや遠めに感じました。
手の大きさや普段使っているキーボードでもだいぶ印象は違うと思いますが、私は、少し傾斜が足らないかな~という感じでした。しかし、打ちにくいという感覚はなかったですね。
タイピング音が大きい「カチャカチャ」
メンブレン式のキーボードで、打ち心地もメンブレンそのもの。そして音もメンブレンそのものですが、私の使ったことのあるメンブレンキーボードの中でもトップクラスにカチャカチャ鳴ります。特にエンターキーはスタビライザー(針金)が中に仕込まれており、その影響かシャカシャカ音も追加され、更に・・・
とはいえ音の印象は個人差があります。ただ言えることは、とんでもなく煩いわけではありませんが、ガチャガチャという音がそこそこ出るので、少なくとも静音では無いということですね。
学校・会社のパソコンのある場所・パソコン室などを連想しました。
ゲーブルマネジメントが可能。
ケーブルの出す方向を3方向でアレンジできます。ケーブルを目立ちにくい・邪魔にならない方から出すことができますね。
コンパクトな筐体と相まって、机の上をシンプルな印象にできます。
あと四隅の滑り止めは、結構効果的で良かったです。
一応、Apple MacOSでも使用可能でした。
サンワサプライの仕様には記載されていませんでしたが、以下の手順に従ったところ、問題なくMacでも使用できました。(macOS High Sierraで検証)
Macに接続から使用準備完了までの流れ。(Macにキーボードを認識させる。キーボード設定アシスタント)
マックに接続したところ、このような「キーボード設定アシスタント」という画面が出てきました。
そこで「続ける」を押します・・・
すると何やらキーボードを認識中という場面に続きまして「左Shift(シフト)キー」の「”右隣のキー”」を1回押してください。とのこと。(このキーボードの場合”Z”を押すことになります。)
次に、「右Shift」の「左隣のキー」を押してくださいという同様の作業を求められます。
ただ、ここで問題が・・・
一般的なキーボードであれば右シフトの隣には「\ろ」があるはずですが、このキーボードではシフトが短いところに矢印上キーが・・・
変則的なわけですがここは素直に「↑キー」を押しました。
案の定「キーボードを識別できません。」とのメッセージが現れました。どうしようもないので「OK」をクリック。
すると3択でキーボード配列・規格を選択する画面になるので、「JIS(日本語)」を選択し、「完了」をクリックします。(始めからこの画面で良くないか?・・・笑)
すると問題なくキーボードを使える状態になりました。
特に問題なく文字の入力、英・日本語切り替え、コピペなど可能でした。
まとめ。テンキーレスを少ない犠牲で小型化した、安価なキーボード。
コンパクトなキーボードって、小さく収めるために色々な犠牲を払っていることが多いです。しかし、このキーボードは結構普通のテンキーレスに近い状態を保ったままで、省スペース化できている印象でした。
これまで変則配列・キーの欠けでコンパクトを敬遠していた方でも比較的馴染みやすく、安価なのでお試し感覚で購入できます。
ややうるさかったり傾斜が足らない感じがしたり、完璧では無いですが総合的に見て良いと思いました。
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