新品500円のRGB LEDコントローラー「Cooler Master Wire RGB Controller C10L」レビュー

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クーラーマスター製なのに超激安。「Cooler Master Wire RGB Controller C10L」購入レビュー

超有名なPCパーツ、PCケースメーカー「Cooler Master(クーラーマスター)」の激安RGB LEDコントローラー「Wired RGB Controller C10L」をレビューしていきます。

開封から取り付け、実際の使用までご紹介します。

Cooler Master Wire RGB Controller C10L 小型RGBコントローラー FN1180 RE-C10L-RGB-R1

Amazonなどで、なんと500円前後で販売されています。ニッチな商品なのにすごく頑張った価格ですね。RGB関連商品へ取っつきやすくて良いですよね。

さて、価格に目が止まりがちですが、スペックなどについてご紹介します。

製品型番:RE-C10L-RGB-R1
製品寸法:縦45×横16×厚み8mm
コネクタ:4-Pin
出力電圧:12V
定格電流:2A

・6種類のライティングモードプリセット
・7色のカラーへ切り替え可能
・輝度設定は5段階に対応
※ソフトウェア不要・ソフトウェア制御に非対応

主なスペックは以上です。

電圧5V系のアドレサブルRGB(ARGB、3ピン)ではなく12V系のRGB LED用の制御装置です。

定格電流は2Aということで、一般的なRGBLEDファンのLEDの定格が0.2A程度なので、その場合およそ最大10基のRGBファンを接続可能という性能です。(端子は1つなので、複数接続する場合はデイジーチェーンや分岐などを駆使する必要あり)

RGB LED搭載ケースファン サイズ 彩風RGB

型番:AYA-KAZE12-RGB
サイズ:120mm,厚さ25mm
回転数:400(+-200)~1500(+-10%)
風量:69.11 CFM(最大)
ノイズ:28.6 dBA
定格電流:ファン 0.15A / LED 0.22A

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そしてやはり何より価格が安いのが素晴らしい。ちなみに日本正規代理店品 保証2年付きとのこと。さすが有名メーカー。

開封

それでは開封していきます。パッケージについては素朴でどことなく無印良品のような印象があるデザインでした。 箱の材質はダンボール。こういった小さな段ボール箱を開けるのってすごくワクワクするのですがそれは私だけでしょうか。きっと分かる人いますよね。

非常に安価ではありますが一応精密機器なのでダンボールに直ではなく防水のためか小さなビニールのジッパー袋に入って丁寧に梱包されていました。※こういった小さな閉じれる袋はPCパーツの余ったネジなどを保管するのにとても役に立つので、捨てずに保管しておくのもオススメです。

内容物はRGBコントローラー本体、4ピン変換アダプターピン、ペリフェラル電源エクステンションテーブル。以上3点です。

ちなみに説明書はなく、箱の外に少し説明書きがある程度です。※英語です。

サイズ・詳細

本体の各部紹介を行っていきます。実際の寸法や質感などご確認いただければと思います。

こちらがRGB LED機器を接続する端子です。

(上写真)はよくある4ピンRGBファンのLEDコネクター。デイジーチェーンように分岐が備わっている。

ちゃんと矢印が入っており、こちらがプラスとなっています、RGB LEDファンなどにも同じく矢印などの印が付いているので、印同士を合わせれば正しい接続となります。

コントローラーに付属していた4ピンのアダプターを装着することでRGB出力端子のオスメスを変換することができます。結局のところ並列接続が基本なので凸凹関係なく数珠(じゅず)つなぎが可能です。

※大抵のマザーボード上のピンヘッダーはオス端子として基板に実装されているので、基本はこのアダプターを取り付けて使用すると後々でも混乱せずわかりやすいでしょう。

実際のサイズに関してはほぼ公式の記載通り。親指サイズの小型ボディーです。

また、本体の裏面(内部)には磁石が入っているのか、鉄製のPCケースに張り付きました。

ただし、かなり磁力は弱め。ネオジウムマグネットのようなぴちっと張り付く感じは皆無で、少し突くとポロッと落下します。

なので磁力での固定は諦めて、両面テープやその他結束バンド等で固定するのが無難かと思います。最近はアルミ製の金属ケースも見かけるので、とうしても磁石での固定をされたい方は予めPCケースの素材も確認しておくと良いでしょう。

使い方・設置

それではここからは実際にPCにつないでRGB LED機器を光らせていきます。設置・接続の際の参考になればと存じます。

まずは付属の電源ケーブルを接続します。

続いて、RGB LED端子を接続。今回は以前記事にもしたサイズの彩風RGBというファンを接続しました。

当サイトのレビュー記事↓

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それからPCケースの内部またはPC背面など操作可能な場所に設置。

電源を投入すれば、PCの電源供給開始と連動し、コントローラーにも電源が来まして、LEDが発光します。一応これで基本的な設置が完了となります。

それから、基本的な使用方法・操作方法についてご紹介します。

こちらパッケージになります。そして説明書的な役割も果たしています。これによると、上写真の図で言うところ上から「モード切り替えボタン」「色変更ボタン」「明るさ変更ボタン」となります。

尚、独立した電源ボタンやON-OFFスイッチはないのですが「モード切り替えボタンを長押し」でLEDを消灯することが可能です。

光り方などについて

それではRGB LEDコントローラーとLED対応機器の設置が完了したので実際に光らせて、光り方についてご紹介していきます。

まずは単色発光における色の種類についてです。スペックにも記載がありましたが単色発光の場合は7色から色を選べます。

R、G、B、のRed(赤)、Green(緑)、Blue(青)、後はそれらの組み合わせであるシアン(G+B)、マゼンタ(R+B)、イエロー(R+G)、光の3原色による白色(R+G+B)で計7色です。

次に発光パターンについてです。

パターンは6種類です。
常時点灯(単色)、点滅モード(単色)、ブレスモード(単色)、カラーサイクルモード(7色全てが馴染みながらもじんわり変わっていく)、カラーサイクル点滅モード(点滅するごとに色が変わる)、 カラーサイクルブレスモード(ゆっくり点いて消えてのサイクルで色が変化)、以上になります。

後はこれらに加え、「消灯」が可能です。
※モード切り替えボタンを長押しで消灯

ちなみに、点灯・イルミネーション状態の記憶機能はある。

一応、メモリ機能はあるので、使用している色や点灯パターンなどが電源を落としても、次に起動・通電した際には同じ発光状態が再開されます。
(例えば赤色で単色発光させていた時に電源を切ったとき、次につけた時もまた、電源を切る前と同じ赤色の単色発光となります。)

単色は7色のみで、オレンジ色など任意の中間色での固定はできない。

単色の場合、上記でご紹介した7色のみなので、カラーサイクルモードなどでは見かける事ができたようなオレンジ色や黄緑色など、7色にはない中間色は固定・単色での発光設定はできません。ソフトウェアもないのでそういった細かい設定はできません。

まとめ デメリット無し!安価でシンプルなRGBコントローラー

これと言った欠点もなく、使いにくいと感じることもない・・・シンプルで安価なRGB LEDコントローラーでした。

4ピン系、12V系である事とソフトウェアによるプログラム、詳細設定などはできない事だけは事前に理解しておく必要があるとは思いますが、ずーっとAmazonや楽天、パソコン工房、ヨドバシなどでも見かけますし、入手性も良いです。おすすめできる製品でした。

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