Fire HD 8 Plusにピッタリな「ワイヤレス充電スタンド」レビュー
2020年モデルのFire HD 8 PlusはQi規格のワイヤレス充電に対応したということで、タブレットとセットで充電スタンドも購入したのでレビューします。
購入「ワイヤレス充電スタンド (Made for Amazon認定取得)」
Amazonにて購入。
Fire HD 8 Plusと一緒に使うことを前提に設計されたQi規格を採用したワイヤレス充電スタンドです。Fire HD 8 Plusを立てかけるだけで最大10Wでの高速充電が可能です。
Made for Amazon認定取得なのでAmazonの”準”純正品となります。
開封・内容物
開封して、内容物・付属品をご紹介します。
内容物は「充電スタンド本体」、「電源アダプター」、「説明書2つ(使用表・スタートガイド)」以上です。
スペック・仕様
主なスペックをご紹介します。
入力:DC 12V、1.5A
出力:DC 5V 1A(5W)、9V 1.1A(10W)
寸法:幅207x奥147x高123㎜
角度:傾斜角度、約30°
重量:500g
素材:プラスチック、ファブリック
仕様は以上です
出力は5V 1A(5W)、9V 1.1A(10W)の自動切り替えです。充電方式はQi(チー)で、スマホなどの無線充電と同じです。※コイルに位置が合えば無線充電に対応したスマホなども充電可能です。
横幅、約207ミリ。
奥行き、約147ミリ。
高さ、約123ミリ。
スタンドの傾斜角度は約30度固定。
ACアダプターの仕様は12Vの1.5A(18W)です。
電源のDCジャック・接続口はこのような丸形のものでした。ノギスで測ってみましたが、外形は3.5ミリでした。手持ちの測定器具では内径は細くて計測できず。(おそらく外径3.5mm内径1.3mmのDCジャックと互換)
差し込み口はこんな感じ。
無線充電のコイルの位置は中央部分です。Fire HD 8 Plusを縦状態でも、横状態でも充電できます。
実際に使ってみる。
それでは実際に使ってみます。
一番大切な「充電速度」はいかに?
実際にFire HD 8 Plusを載せて充電してみました。
充電はスタンドに置いてから2~3秒ほどで開始されます。充電速度についてですが、仕様は「出力5V 1A(5W)、9V 1.1A(10W)」となっていまして、5Wの通常充電から10Wの急速充電・高速充電に対応しています。
実際の充電電流に関しては「Ampere(アンペア)」というアプリで確認した所、「1,800mA~1,900mA」となっていました。これはおそらくバッテリーに充電される速度・電流を示しており、充電スタンド出力値がそのまま分かるわけではないので注意が必要ですが、見た感じ、電圧が「約4.3V」ということからこれらを単純に計算すると「1,900mA×4.3V=8.1W」となります。
つまり「8.1W」で充電されており、実際に公式の最大10Wに近い数値が見てとれました。ちなみに足りない1.9Wは端末やアプリを起動しているので、それに消費していたり、電圧の調節において若干のロスが発生したりするので、おそらくですがFire HD 8 Plusへの入力自体は10ワットにかなり近いと思われます。
ちなみにFire HD 8 Plusに付属している9WのACアダプター(USBの有線)で充電しても大体同じような数値になるので、9Wの高速な有線充電器と同等な速度で充電できていることが分かりますね。優秀です。
iPhone・Galaxyなど、ワイヤレス充電に対応したスマホも充電可能。※
一般的なワイヤレス充電の規格「Qi」に準拠している(ような)ので、無線充電に対応した各種スマートフォンも充電可能です。
※ただしコイルの位置が真ん中なので、Fire HD 8 Plusでは横置き充電も可能ですが、スマホなどの横置きではコイルの位置が合わず、充電できません。また、Qi対応のワイヤレスイヤホンや小型スマホなど、背の低いモノは同様に、コイルに届かず充電不可です。
ファブリック素材でモダン。イ○アやニ○リっぽくてGood!
表面はFire HD 8のAmazon純正カバーと全く同じ素材で、インテリア感のあるモダンな雰囲気。好きです。
見た目だけでなく、タブレットを持ち上げる際に、手に触れたときにもソフトな肌触りでヒヤッとしたり無骨な感覚もなく、快です。
Qi・ワイヤレス充電共通の注意も
ワイヤレス充電は電磁誘導により電気を送って、無接点で充電する仕組みです。プラスチックなどのケースを付けていても数ミリ程度であれば充電可能です。ケースを付けていても充電効率はさほど変わりません。※実際にケースを付けていても充電速度に変化はありませんでした。
ただし、仕組み的に、金属などが充電器と端末の間にあると問題が起きてしまいます。なので金属製のケース、あるいは金属で装飾されたケース・カバーなどはワイヤレス充電には使用できません。
そして、Fire HD 8 Plusにおける蓋付きケース・カバーの蓋部分も注意が必要です。フタ部分には多くの場合で、タブレットの画面の自動オンオフなどのために必要な磁石が入っています。その磁石は金属製の場合があり問題となります。
説明書にもありますが、カバーの蓋を折り返し、タブレットと充電スタンドの間に入ってしまうような状態での使用はしないでくださいね。
↑「電源から切断されました。」と赤ランプ点滅。
異物を検知して充電がストップする仕組みにはなっていおり事故が発生しないよう、安全装置がありますが、気をつけましょう。
少し高さが気になる。高さ約123㎜
充電スタンドは角度が変えられず、また、高さも変えられません。角度は30度、高さは123ミリです。
この様に、PCのモニターの下に設置する場合、モニターの高さによりますが干渉します。もちろん手前に移動させれば問題ないのですが、若干机のスペースが少なくなるのでイマイチです。
まあ、あくまでも私のデスク環境で”ここ”に設置した場合ですが。
電源が丸形のDCジャック・・・USB-Cだったら最高でした。
電源は丸形のDCジャックです。USBなどではないので、付属の電源以外では使いにくいです。※外径3.5mm内径1.3mmのDCジャックで12Vの1.5A出力のACアダプターであれば互換性があります。
USB タイプCやMicro USBだと、スマホなどの充電器やケーブルを流用できてよかったのになと思いました。コンセントに挿しっぱなしだと思うので実害はまったくないとは思いますが。
縦置きでも横置きでもズレずにフィットする。
専用設計なので当たり前ではありますが、Fire HD 8 Plusの形状にフィットするように設計されていて、(上)写真の様に横幅・縦幅に合わせてクボミが設けられていて、縦でも横でも、スッと置くことができました。ただ、この部分はプラスチックむき出しなので、本体が傷つきそうで怖いです。ここまでファブリックの生地が来てるといいな~と思うのですがどうなのでしょう。
まとめ
Fire HD 8 Plus用「ワイヤレス充電スタンド (Made for Amazon認定取得)」の購入・使用レビューでした。
有線並みの高速充電と、インテリアに溶け込むデザイン。価格はやや高めですが、純正扱いなのでFire HD 8 Plusや Amazon純正カバーとの親和性は最高。
Alexa&Showモードや動画・音楽鑑賞などをスマートに行いたい方に良いと思いました。
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