透明スケルトン!ポータブルSSDケース「ORICO SATA M.2 SSDケース TCM2F-BK 」レビュー

PC周辺機器

透明ボディが魅力的。「オリコ M.2 SATA NGFF SSDケース (Type-C)」レビュー

SATAタイプのM.2 SSDをUSB C接続可能な外付けSSD・ポータブルSSDに変換するケース「ORICO SATA M.2 SSDケース TCM2F-BK」 を購入したのでレビュー致します。

SSDを搭載しての速度や温度検証の他、素材・質感、分解可能範囲などの詳細もご紹介します。

「ORICO SATA M.2 SSDケース TCM2F-BK」購入

Amazonにて購入しました。「ORICO NGFF M.2 SSD ENCLOSURE TCM2-C3」

AmazonORICO M.2 SSDケース USB3.1 Type-C NGFF ハードディスクケース B-Key対応 SATA3.0 5Gbps 外付けケース 工具不要 透明 2230/2242/2260/2280 SSD対応 2TB容量 M.2 SSD 変換アダプタ TCM2F-BK

30ミリ、42ミリ、60ミリ、80ミリのM.2(B-Key)のSATA接続SSDに対応しています。 M-KeyやB M KeyのNVME(PCIe)のSSDには非対応となります。

PCとのインターフェースはUSB3.1のタイプCコネクター。(USB3.2Gen1同等)
最大5Gbpsとなっています。

開封・内容物

開封して内容物を確認します。

内容物は「SSD エンクロージャ本体」、「USBタイプC – タイプAケーブル」、「サーマルパッド」、「取り付けネジ・金具」、「ドライバー工具」、「説明書等の紙類」・・・以上。

本体の各部紹介・詳細チェック

本体を確認しながら装備などを確認します。

まず、本体の上面です。透明部分はABSの透明樹脂となっていて、黒い部分はアルミ製のヒートシンクとなっています。ヒートシンクはむき出しです。

裏面です。こちらにはヒートシンクがなく密閉状態。基板が透けておりメカメカしい。

接続端子部分。USB Cコネクターは中央にあります。片側によるなどもなく見た目は良好。

ヒートシンク部分はむき出しですが、アルミヒートシンクとプラ筐体の間には目立つ隙間はなく、また通気口などもありませんので、基本密閉ケースとなっています。

内部はこの様になっており、30ミリ、42ミリ、60ミリ、80ミリの各種SSDカード長さに合わせた固定ネジ穴が設けられています。

本体サイズは長さ約108mm。

横幅約34mm。

厚み約11.5mm。

ケーブルの長さ約25cm。

ヒートシンク部分はネジ固定されているだけなのでトルクスドライバー(T5)があれば緩めて外すことができました。フル分解可能でした。

基板裏、チップが並んでいる部分の中央にはORICOの印字が入ったコントローラーチップがあり、オリコはPC周辺機器・ストレージデバイス市場では有名所の中華メーカーですが、オリジナルのチップまで搭載していることに驚きました。

SSDを取り付ける

ケースにSSDを組み込んでいきます。

本体は少しスライドすることで分割、開くことができます。

取り付けに必要なものは全て付属しています。

なお、今回使用するSSDは「WD RED SA500」。SATA SSDとなります。Keyも対応しています。

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それでは取り付けていきます。

スロットに斜めに挿入。

付属している真鍮(黄銅)製と思われるボスを噛ませます。

基板の裏からネジを締め込めばSSDの固定が完了。

あとは元に戻せば完了です。

ちなみに今回はサーマルパッドは使用しませんでした。

速度や温度を検証

次に、PCに接続してSSDの速度の確認や温度・冷却性能を確認しました。
まずはCrystalDiskInfo(上)を確認しました。インターフェースは「UASP」となっていて外付けSATAドライブとして問題なく認識・機能しています。転送モードもSATA600(SATA3)規格に鳴っており、SATA SSDの接続規格上限でリンクしています。

次にCrystalDiscMarkでSSD速度を計測しました。

結果はSSDをPCのマザーボードに直接接続したときと同等の速度が発揮されていました。
SSDケースで制約が起こっておらず、問題ない良好なパフォーマンスです。

なお、SSDの温度についてはやや高め。ただし今回はサーマルパッドを使用せずに取り付けているため、放熱には不利です。なのでケース本来の持つ冷却性能を見るのには参考にすらなりませんが、私と同じように、SSDの交換を考え、サーマルパッドを使用したくない方には参考になるかと思います。

いずれにしてもコレはベンチマークで負荷を掛けた温度でして、用途によりますが実運用では温度に関しても使用する上では問題ない範囲でしょう。

まとめ「スケルトンなポータブルSSDの完成」

「ORICO NGFF M.2 SSD ENCLOSURE TCM2-C3」の購入レビューでした。

転送速度に問題はなく高速でした。気になっていた冷却性能も、これがNVMEの高速なSSDならやはりアルミ筐体が必要なのかもしれませんが、SATA SSDだからこそ低発熱でこのような樹脂筐体でもなんとか放熱が間に合うのでしょう。

他の製品を探しても、放熱性を重視してか金属製のケースが多く、スケスケなM.2 SSDケースはあまり見かけませんし、スケルトンなガジェットが好きな方、選んでみてはいかがでしょうか。

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